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『7月14日』は祭日。 フランスではキャトーズ・ジュイエ(仏語で7月14日)と呼ばれ、 世界で一番美しい通りと 称されるシャンゼリゼで軍事行進が行われる日です。 今日は雨男のオランド大統領にとっては、感動に打ち震えるほどの青空!? 大空に見事なトリコロールが開幕の合図。 (行進の様子はTV画像なのでザラザラしてます) 先頭の名誉が与えれられたのはアフリカのマリ共和国軍(ちょっと親近感湧きます 笑) 年の初め、イスラム武力勢力がマリ北部の都市を制圧し 勢力を拡大しようとする動きがありました。 フランス軍は即座にマリ軍と共同で軍事行動を起こし 北部都市を奪還した経緯からマリの大統領も招待され 堂々の行進でした。 未来のエリート・ポリテクの学生。 騎馬隊の馬のステップはスペシャルだそうで、訓練にかなり時間がかかるそうです。 フランスでは消防隊も軍の指揮下にあります。 なんといっても、花形はパラシュート部隊。 昨年は強風に煽られ、一名が着地に失敗した様子を見てたから、ハラハラドキドキ。 今年は全員無事着地。なーんと女性隊員もおりました 毎年降り立ったパラシュート部隊のメンバーは一人ひとり名前がアナウンスされ 大統領と握手を交わします。 数年前、パリの友人が誕生日のお祝いに「パラシュート降下」のギフト券を貰って 挑戦したそうです。勿論一人じゃなくてプロと一緒なんだけど・・・ 上空で「怖いーー嫌だーー」と叫だのも一瞬、プロと一蓮托生で大空に 飛び出していたんですって。 誕生日が葬式になるかと思ったとな この一大イベントが終わったのは正午。 いつもならこれで私の『7月14日』はジ・エンドだったんだけど あまりにも空が青かったから出かけちゃいました。 アンバリッド広場で開催される軍主催のアトラクション。 ヘリも戦車も体験乗車できるとあって、大人も子供も大興奮。 そんな様子を見てください。 戦車や装甲車やヘリはパリの街中ではまるで自動車の展示ショー気取りですが よくよく考えてみると戦争の道具です。 迷彩服の若い軍人達は日本と違って、命令があれば明日にでも銃を担ぎ 戦地に出向かねばならないのよね~~ 夏の日差しが強すぎて、心の影が一瞬濃くなった気がした。 人目もはばからず、体を寄せ合いキスする恋人たち。 フランスでは軍事産業は輸出も含めて一大産業です。 高価な軍のおもちゃをいっぱい集めて喜ぶのは大目に見ても 決して、愛する者たちを引き離し、哀しい思いをさせる道具として 使ってほしくないと思った・・・今年の『7月14日』
by tinyapun
| 2013-07-15 06:41
| パリ風景
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