カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 more... メモ帳
引越し前のかすけはこちらでご覧になれます。
その他のジャンル
フォロー中のブログ
外部リンク
|
所用があって外出し、用を済ませて昼時になると 土地勘のない場所では食事をする所に困る。 私にとって、高級住宅街の7区はそんな場所。 ブラッスリー・カフェのウサギの餌の様な 大盛りのサラダは嫌だし 中華総菜のイートインもお腹壊しそうだし…で 地下鉄を乗りついでも 大抵はオペラ界隈の行きつけのジャパニーズレストランに 飛び込むのが通常のパターン。 画家がパリにいる時は真面目に和食を作るので 今は醤油味に飢えてない。笑 そこで、ふと顔が浮かんだシェフの店に行ってみることにした。 TVの料理番組には欠かせないクリスチャン・コンスタン氏は こんなおっちゃん顔でも、元クリヨンのシェフ。笑 料理人は顔で料理を作るのではないけれど 正直言って私好みじゃないし… 時々TVでシェフが作る料理があまり美味しそうに見えなかったから 足が向かなかった。 ある時、信頼する友人が「コンスタンの料理は結構イケるよ~」と 言っていたのを思いだした。 サン・ドミニック通りには趣向の違う3軒のコンスタンの店がある。 典型的なカフェスタイルのメニューは普通すぎて 心魅かれなかった。 一つ星のレストランはお財布に論外で 消去法で残ったココットはここっと! おばちゃんギャグはスルーして~~笑 間口は狭いが、ウナギの寝床で奥は広々。 まっすぐ伸びたカウンターが開放的な感じ。 ココットとは仏版鍋。 日本でも大人気のストウブ社のココットを使って すべての料理はサービスされる。 前菜に選んだトマトの冷スープ。 フランスのトマトは日本のよりコクがある。 なかに浮かんでる白い物体はやぎのチーズっぽい。 ちょっと 茶色のキューブ形はクルトン。 私の舌には塩気がリミット、リミット。 メインは本日のシェフのお勧め。 オマールのリゾット。 思わず心の中でガッツポーズ。 値段見て、泣く泣く諦めるケースもある。 本日のお勧めとあって プライスもそこそこ。 プリプリオマールもアルデンテリゾットも 味もビジュアルも文句のつけようがない… もう少し塩分控えめだったら。笑 仏料理は一般的に下戸の私には塩気が強く感じられる。 ワインと一緒だとこれくらいの味付けは必要らしい。 〆はノンカフェインのコーヒー。 可愛いスプーン型のビスケットつき。 若いスタッフがきびきび動くさまも好感が持てるし 年中無休の上、一人でも気楽に食事ができるカジュアルな雰囲気も良い。 勘定書き入れにもココットが使われてるのはご愛嬌。 トイレから戻って見ると、コーヒーは残っていたのに 勘定書きと共にココットが消えていた。 WHY? ひょっとして足長おじさんの仕業?と周りを見たけど 私より年配であろうと思われるムッシュはいない。笑 第二のひょっとしたらはスタッフが支払済みと勘違いして ココットを下げた。 しめしめ、、、 一瞬、素知らぬ顔をして笑顔で食い逃げしようかと よからぬ考えがよぎった。 しかしながら わたくし、画家以外には正直をモットーとしているので 聞いてみた。 「私のお勘定書きがどこかに行ったらしいわ!」 スタッフの返事が 「マダムはもうお支払いになったかと思ってました」 くぅーーー「正直者は馬鹿を見る」って こういうケースに使っていい?笑 Les cocottes du christian 135、rue Saint-Dominique 75007 Paris
by tinyapun
| 2016-07-31 04:18
| グルメ
|
ファン申請 |
||