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このできそこないのクラゲの様な変化のない近所のイルミネーションを 何回見てるだろうか? 画家と今年最後の夜のデートです。 2008年12月19日、画家は進行性胃癌の手術を受け 胃の三分の二を失いました。 予定より長引いた手術を一人待つ間、得も言われぬ不安に襲われたあの日から早5年。 やっぱり不死身でしたね~~ 笑 半年ごとの検査もようやく5年で卒業です。 開腹手術に付き物の腸閉塞が一生のお友達になりそうなのが玉にきずだけど・・・ そこで、卒業をお祝いすべく、私の奢りでフレンチディナー♪ ちょっと素朴なおっちゃんに見えますが、 このお方がブリストルの三ツ星レストランのスターシェフ、エリック・フレション。 ブリストルは予約が取れなかった・・なんて もともとそんな気もなく、予算もなく 笑 カジュアルバージョンのレストラン”LAZARE”です。 最近人気沸騰で少なくとも2週間前に予約は必須。 メニューを見た途端に画家が何を注文するか、すぐに分かるんです。 前菜はやっぱり一番くどそうなフォアグラ。 写真撮ってええよ~~と言いながらナイフ、フォークが飛びだし、待ちきれない 画家の気持ちを表してます・・・いやしいんやで ~~笑 私はエスカルゴ、食べやすい様に殻から出してあります。 パセリ入りバターの濃厚さをトマトが和らげて、とってもいい感じ。 画家のメインはこの日がジビエ(狩猟シーズンに食べる野鳥獣)の最終日で 野生雌ウサギの腿のワイン煮込みにパスタ添え。 かなりと言うか相当くどくどしい味ですが、ジビエ好きの画家は無言で ワイルドに味わっておりました。 私は控えめにベーコンエッグ? なわけなくて、肉100%のハンバーグ。肉を叩いてがっつり固めてあるので 日本のフワフワのハンバーグと違って、本来の肉の味を楽しめます。 付け合わせのベーコンが甘みがあって、ものすごく美味しかったの。 おかわりが欲しかった~~だって画家に半分横取りされたんですよ! 怒 胃が小さくなってから、めっきりアルコールには弱くなって2杯の 赤ワインですっかり出来上がっておりました。 デザートは私だけ。「パリー・ドーヴィル」フレション氏のノスタルジーから 生まれたシフォンケーキよりもっとフワフワのケーキ。適度な甘さの キャラメルソースがデリシャスで、ごちそうさまでした 改装された駅内ショッピングモールのイルミネーションがきれいだったから 出たがり画家を撮ってあげたよ 笑 いくら精神的に 年が明ければ、念願の京都での大展覧会も待っています。 10年先のプロジェクト話を真剣に語る画家を見てるとついつい 「それまで生きてると思う?」の言葉を飲み込むのに必死。笑
by tinyapun
| 2013-12-22 02:13
| 画家ネタ
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